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小利大安(小さい利益でも大きな安心)(安全を価値に変える)」をモットーに 全く農薬、化学肥料を使わない世界に有名な有機農場がある。(霜里農場・埼玉) [エコな暮らし]

小利大安(小さい利益でも大きな安心)(安全を価値に変える)」をモットーに 全く農薬、化学肥料を使わない世界に有名な有機農場がある。(霜里農場・埼玉)20101028NK

小利大安(小さい利益でも大きな安心)」をモットーに1971年より埼玉県小川町で有機農業を続けている、金子美登 と言う人がいる。
日経新聞に記事が掲載された。
韓国、インドなど世界40カ国から100人以上の研修生が来ているという。
米など60種を生産しながら全く農薬や化学肥料使わない有機農場をつくりあげた、霧里農場と言う。
害虫のアブラムシはてんとう虫やカマキリを使って駆除すると言う・
牛や鶏の糞尿からメタンガスを作り調理用の燃料にする。
トラクターは食用で使われた廃棄用の油で走る。

薪のボイラーや太陽光発電もある。
作った野菜は飲食店向けに通常の2-3倍で売れるようだ。
途中挫折、倒産状況になったこともあったが、
約40年かけて金子美登は完成させた。まずおいしい安全な農産物を豊かに自給する=「自分の食べ物は自分でつくる」ことが原点です。
金子さんは始めたきっかけを以下のように述べています。

「わたしが有機農業を始めたのは一九七一年三月、農林水産省の「農業者大学校」を卒業したときでした。
在学中に私なりに考えました。
ちょうど卒業の前の年に減反政策が始まり、この政策で農民はやる気をなくすだろう、将来はおコメも自由化されるかもしれないと思ったものです。
ちょうど起こったイタイイタイ病、水俣病といった公害は環境が汚染され、食べ物が汚れてゆく中で起こったのです。
これらの時代背景にあって、これからの農業は「安全でおいしく、栄養価のある」ものをつくり、豊かに自給していくことではないかと感じました。
まず自分自身や家族が自給し、その延長で地域の人たちや消費者と結びついていく。 そして町単位で豊かな自給ができていくことがだいじだと思いました。


手間はかかるが、農薬や化学肥料を使わないでもよい野菜ができることを証明した。
この技術は発展途上国からも大変大きな注目を集めていると言う。

私のブログ「江戸時代はエコ時代を読んで」の中でも触れているように、自然と調和しながら生きていくには
エネルギーゼロの生活、少なくとも昭和30年代の暮らしをしていかないと、地球は壊れてしまうという問題の解決案として大変有効なものと思い皆さんに紹介しておきたいと思います。、これから、さらに詳しく調べて報告したいと思います。

参考
霜里農場http://www.shimosato-farm.com/
著書
有機家庭農園(金子美登)
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