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平成の桃源郷(やればできる元気な日本)(出生率が2.88)/宮崎県西世米良村(NHKおはよう日本12/09) [日本を元気にする]

平成の桃源郷(やればできる元気な日本)/宮崎県西世米良村(NHKおはよう日本12/09)
NHKおはよう日本(2010/12/09)

わずか600人の村で元気な地域作りが始まっている。
NHKが放送したのは、婚活事業としてであるが、黒木村長のやり方はすばらしいと思う。
いろいろな婚活があるが、ここでは若者の定着でそれを実現している。

何より出生率が2.88と全国平均の2倍以上と言うのが実績で示されている。
農業と観光で地域振興をすすめているが、地域振興が婚活にもなっている。具体的には

結婚支援
若者の定住をはかるために独身専用のアパートを用意している。
家賃1万円で1LDKのようだ。親と同居しないですむのがいいのでUターンの若者が多いと言う。

温泉を掘り当てて雇用の場も確保している。

子育て支援もすばらしい
村の保育所は2人目は半額
3人目はタダで、生後6ヶ月から預かってくれる。

中学生まで医療費も無料だ。

さらに子育て支援券という援助がある。
地元で買い物すると券で2割は安くなる。

移動図書館で年間1億3000万円の経費を浮かせた。それを子育て支援に向けている。
いらないものをなくし必要なものに使う。
新しい、作りは「平成の桃源郷」と呼びチャレンジしている。

若者が定住する施策は全国に参考になる。
雇用や住まい、子育てのモデルは国や自治体に求められている。
やればできると言うことだ。

日本の国もわれわれ個人も。
いらないものを削りいるものに重点的に使う、当たり前のことだが。難しい、その意味で宮崎県西世米良村はすばらしい。

詳しくはhttp://www.nishimera.jp/modules/contents_news/index.php/content0237.html


(参考)
平成の桃源郷
平成21年9月28日
西米良村教育長 黒木 正近
 むかし、日向の国の山奥に米良という小さな村があり、そこに1人の猟師が住んでいました。
ある日、猟師はこれまで来たことのない険しい山に足を踏み入れてしまい、けもの道を奥へ奥へと進んでいくと、突然視界が開け明るくなりました。そこは、猟師がこれまで見たこともない美しい花で覆われた見事な山桜の木が一面に広がって谷ばた近くの集落まで続き、花びらが風にひらひらと舞っています。猟師はその美しさに引き込まれ、集落がよく見えるところまで下りて行きました。

 集落には、畑や田んぼ、そしてきれいな谷川も流れています。お年寄りが庭に座ってわらぞうりか何かを作っているようです。子どもは、谷川で魚釣りをして本当に楽しそうです。「ここは一体どこだろう」
 猟師は集落まで下りて行き「ここはどこですか。あなたたちはだれですか」と尋ねました。すると村人は丁寧な言葉で「むかし、肥後の国に隈府というところがあり、そこに菊池という武将がいました。菊池は各地の戦で大きな手柄を立てていましたが、ある日、領内で争いがあり、武将は肥後島原に逃れましたが、幼少の子どもは家臣に連れられ、遠く日向の国の米良に落ち延びたのです。
以来、外の世界とは行き来せずに、貧しくとも花に囲まれ、子どもたちには武術や礼儀、学問を教え、静かに笑顔で暮らしているのです。」と答えました。

 時は流れ、今・・・。西米良村の菊池一族が暮らした小川の里には、山城や茅葺の小屋が建ち、春にはたくさんの山菜がとれ、花が咲き、秋には柿や柚子の実がなり、住んでいる人はみんな明るく笑顔で元気に暮らしています。
 わたしたちは菊池の精神を大切にし、この小川の里を『平成の桃源郷』と言っているのです。

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