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65歳以上の高齢者 外出せず7割超 世田谷区 10万人調査(もっと外に出よう) [高齢者データ]

「65歳以上の高齢者 外出せず7割超 世田谷区 10万人調査」(もっと外に出よう)
20100509NK
少しデータが古くなっているが
高齢者が7割超が日中にほとんど外出しないという。東京世田谷区が区内に住む65歳以上の約10万人にアンケート調査で、自宅にこもりがちな浮き彫りとなった。
日中(午前9時~午後5時)を過ごす場所は、殆んどが家で過ごす 42.5㌫ 自分の部屋 3.6㌫ 自宅の敷地内 72.4㌫ で、近所の付き合い・・・・殆んど付き合わない。挨拶する程度57.1㌫である。一人暮らしで、親族や友人との連絡を取ることがない、いわゆる「社会的孤立2.6㌫である。
このままでは心も身体も病気になってしまう。

高齢者の「引きこもり」ではないが、都市全体にコミュニティが無くなっている。先月から、健康管理に車で10分の「プールつき天然温泉」に通い始めて、愕然としたこと。露天風呂を含めた温泉スペースで、利用者同士の会話が皆無であること。年齢層はバラバラで最も多いのが高齢者で、結構青年もいる。もっとも、この温泉ではなく、犬を散歩して歩いていると、不思議に犬つながりでコミュニケーションがある。とにかく、すれ違うときには必ず挨拶するのは不思議な現象だ。
日経に「都市の高齢化に備えよ」との記事によれば介護保険発足時の75歳以上人口は900万人だったが、今年は1400万人であり、20年後には2270万人になるという。当然、介護費用は急上昇するわけで…大変なことになる。高齢者の自己防衛本能が「引きこもり」になるとすれば、そんな不幸な話はない。高齢者が街に出る社会づくりが急務なのかもしれない。すべてに見直されるべき…。

もっと、もっと外へ出よう!
最も簡単なのは散歩をすることでしょう。季節の変化を身体で感じながら、目標一日10000歩は良い目標だ。
バス代も節約できるし、何より健康に良い。

友人のキューピーマヨネーズの元社長室長から聞いた話で、とても印象的な創業者の話があるのでここに紹介します。

高齢者が元気に暮らすには①きょういく(教育?)と②きょうよう(教養?)が大切だという。
教育と教養ではなくて
「今日行く」と「今日用」だということで
「今日行くところがあること」 そして
「今日用事があること」が元気になる元だと言い残したという。

特に、定年退職された高齢者は、会社の縁から離れると、独りぼっちになりやすい。
住んでいる地域には高齢者向けのいろいろなソフトランディングのプログラムが用意されているので、役所の広報など参考に「きょうよう」と「きょういく」を考えてみたらいかがでしょうか。

ちなみに、私は厚生省の外郭団体「健康生きがい財団」のアドバイザーでもあります。



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