SSブログ

幸せの経済学―uplink映画(高坂勝コメンテーター)20120603 [豊かさとは、幸福とはなにか]

幸せの経済学―uplink映画(高坂勝コメンテーター)20120603

渋谷のuplinkという小さな映画館で幸せの経済学という映画があった。
20名くらいでいっぱいになるミニシアターだ。
そこで見た映画の内容は、グローバリゼイションー規模拡大を前提とした経済社会の限界と、小さくなることによる、人間性の復活や自然との融和などのローカリゼイションの可能性についてのものでした。
1956年アメリカは幸福度最高であった。
グローバライゼイション、限りない成長を求めて、現代社会は比較と競争によりグローバルに発展してきた。
しかし多くの弱者を苦しめてきた。
孤独な人は幸せにはならない。
2010年日本の大卒の50%余りが正規社員としての職についていない。
経済効率の名の下で働く楽しみ誇りを奪ってしまった。

インドの田舎の事例の紹介がある。みんなが仲良く協力して生きてきた。地元の地産食品で充分幸せな暮らしをしていた。
そこに新しい文化が入ってきて、人々は競争するようになりトラブルが起き、限りない欲望、消費社会に入っていく。
誰かに知られ、認められる社会――ローカライゼイション、地産地消、自然とのふれあい、ローカルフード
経済成長には限界がある。――――ローカライゼイションは重要だ。

高坂勝コメント
丸井に勤めていた時600万円の収入であったが今は、300万円。
収入は半分になったが、今は週休3日で、昼寝付きで、夕方から少し飲み屋をやっている。
狭い店で成長しないで幸せになる店をやっている。
自分で有機農業で野菜と田んぼで米を作っている。
自分でできることを増やす。
予防医学で医療費は1/3になる。ダウンシフティングを自分でやっている。

グローバリゼイションは500年前に産業革命で生まれた。
派遣社員なんて10年の歴史しかないのに、社会を壊した。

お金がなくても質素に楽しんで生きればよい。
テレビエアコン冷蔵庫照明なんていらない。
10万円で簡単な太陽発電で何とかなるもんだ。
小さくすれば人と自然の関係を強くする。成長が人々の不和を生み、
経済的圧力がコミュニンティと自然の関係がこわれた。
「半農半X」バリ式農業―半分踊り暮らし、半分働く
限界集落へ若者がいくーー昔の知恵を利用してローカリゼイションが進む。

「ミニマム主義」-経済成長のない小さいことのメリット、でも幸せ
1960年代まで自営60%で今90%がサラリーマン。
2004年シアトル反乱―米カナダメキシコの自由貿易でカナダメキシコがひどい目にあった。
経済成長が人を苦しめる。TPPの内容には注意がいる。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。