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原発をとるか便利な生活をとるか覚悟を求めるー倉本總ーNHKラジオ深夜便ーこころの時代 [豊かさとは、幸福とはなにか]

原発をとるか便利な生活をとるか覚悟を求めるー倉本ーNHKラジオ深夜便ーこころの時代

121213ラジオ深夜便よりーNHK深夜便ストリーミングで無料で聞くことができます。
http://www.nhk.or.jp/shinyabin/jyoyou.html


原発なくして不便な生活に戻れるか、原発と共存して今の便利さを求めるのか、倉本總さんが講演会でどちらを選ぶのか、挙手で聞いてみたところ、若者の70%は今の生活を続けたいとの意見であったそうだ。
一度味わった、甘い蜜は失いたくないということでしょうか。昔を知らないということもあるでしょうか。
他方、中高年の聴衆は70%は昔に戻りたいという意見でした。

今の日本人個人が使っているエネルギーを3/5にすると1970年代(3丁目の夕日の時代)の昭和にもどれる。
このエネルギーレベルは今の一般の先進国のレベルでもあるそうだ。
日本は無駄にエネルギーを使いすぎて便利すぎる。3m歩けばよいのにリモコンを使う必要があるでしょうか。

はじめ人類は人力と動物の力をエネルギーとして使っていた。産業革命(17世紀)がはじまり化石燃料の利用が始まり、石炭、石油、原子力へと変遷していく。
もともと石油の埋蔵量は2兆バーレルと言われていた。
そのうち1.2兆バーレルが既に使われた。
2兆バーレルというとすごく大きく思われるが、富士山の山頂の3合目までの容量に過ぎない。
そんなに大量ではないのだ。
これから生きていくには覚悟がいる。
原発事故覚悟で成長経済を求め便利な暮らしを求めるか。
昔の不便な暮らしに戻っても、安心で幸せな暮らしを求めるのか。
腹を決める覚悟がいる。

ぼちぼち私も高齢で死期が近かづいてきている。
死ぬときは楽に死にたい。いつ死んでもいいが、苦しむのは嫌だ。
死は本人が悩み苦しむもので、残された家族はどうでもよい。

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