日本財政破綻か?、862兆円赤字国債はこうして膨らんだ/NHK特番(医療、教育、介護、年金は莫大な借金で支えられている) [厳しい現実]
862兆円赤字国債はこうして膨らんだ(医療、教育、介護、年金は莫大な借金で支えられている)
NHKスペシャル20101107
NHKの特番をまとめてみた。
赤字国債は麻薬と大蔵省は呼んでいる。
日本の政治家はこれに手を出して、麻薬中毒患者になってしまったと言うことだ。
歴史的な流れを良くまとめている。個人であれば麻薬病棟に入れられるでしょうが、国家は治す病院は無い。
破綻するまで誰も止められないだろうというのが私の結論です。
国民一人当たり700万円の借金、
毎秒130万円増えている
今年度末には862兆円になる
GNP比180%と先進国の中で突出している。このままでは国家が破綻しかねる状況だ。
大蔵省では「麻薬」と呼ばれた赤字国債はどのようにして大量発行から抜け出せなくなったのか。
医療、教育、介護、年金は莫大な借金で支えられている。いずれはサービス停止か増税になるのは間違いない。
本日(2010年11月25日)も海外ニュースでアイルランドの国債暴落でEUからの大型融資、予算規模の大幅縮小に、消費税アップ、公務員の給与引き下げで国民がデモしていた。イギリスでは学費無償化の首相の約束が、野党の反対でだめになって、学費値上げになって学生が怒ってデモしていた、どこかの国の管ちゃんにそっくり。ケンブリッジ大学の学費は6000ポンド(6000X131円=78.6万円)だそうだ。
ポルトガルも財政赤字で消費税アップで年金もしばらく停止とか。
明日の日本を見ているようで恐ろしい。世界一の赤字国債の日本が円高で平然としているのは何かおかしい。
今年度予算を見てみると
税収は37兆円
歳出92兆円
赤字国債55兆円
家計を例に見てみると
年収370万円の家庭が
支出920万円使っている状況で年間550万円の借金をしていることになる。
こんな事例は家庭ではありえない話である。
国はどうやってまかなっているのでしょうか。
国の借金は
赤字国債(法律では認められていない、毎年法律を作ってインチキをしているらしい)と
建設国債(道路を作る国債)
なぜ膨らんだのか
昭和40年までは赤字国債はなかった。
昭和40年オリンピック後の不況で財政が2000億不足し始めて赤字国債を出した。
谷村事務次官は赤字国債は麻薬であり、今回のみ1回で止めるつもりであったと述べている。
日本列島が改造論(所得倍増論)を打ち上げた、田中角栄は景気回復の手段として
1.公共事業による経済成長を目指した。
それと
2.福祉元年/社会保障を拡大(老人医療の無料化、年金の物価スライド制)
これらの施策により、毎年10%くらい赤字が増えることが見込まれた。
右肩上がりの経済成長はオイルショックにより突然止まってしまった。(昭和48年/1973年)
公共事業は抑えたが社会保障費は止まらない。
毎年1兆円づつ増えた。社会福祉は仕組みだからとめられないのだ。
昭和50年2兆円の赤字国債発行。封印がとかれた。借金大国の扉が開いたのだ。
昭和50年ー2.1兆円赤字国債
昭和51年ー5.5兆円赤字国債
昭和52年ー10.3兆円赤字国債
時の総理福田赳夫は借金で経済対策をしようとした。
昭和53年ー11兆円赤字国債をだした。公共投資を34%増やした。
当時の経済成長4%を7%まで高めるように米国からの圧力があった。(クリントン)
税収は伸びず、既に成熟型になっていた日本の経済体質は大きく変わってきていた。
麻薬である赤字国債の借金への警戒感は消えうせ
大平総理の時には予算の4割が借金になってきていた。
歳出の伸びを抑えて(20から13%に)
平成元年消費税3%を導入提案して失敗
昭和61年から平成3年(1986-1991)バブル景気で税収は1.5倍になる。 平成2年には新規赤字国債発行ゼロになった。
しかし長続きせず4年後平成6年再び赤字国債を出した。
平成5年にバブルがはじけた。
アメリカから大規模減税するように圧力、そしてアメリカ製品を買えと脅される。(対日赤字解消のため)(今の中国が今同じ状況にある)
減税の穴埋めと社会保障の充実のためと言うことで社会福祉税を細川内閣が消費税7%を提案したが、撤回平成9年消費税が5%になる。金融危機で山一證券が倒産する。
平成10年から12年(1998-2000)借金は100兆円増えた・
日本はかってない厳しい時代に入っている。
人口減少、国際競争力低下、雇用の悪化など、戦後の日本の基盤が崩れようとしている。
その場しのぎの借金をして問題を先延ばしするのではなく今こそ真剣にこの国の形を考えるときだ。
いつかわからないが突然日本が財政破綻するのだろう。 その前に財政を思い切って縮小してゆかないと本当に危ない、国民のご機嫌取りのバラまきをやっている時ではない。明日日本がギリシャやアイルランドになってもおかしくない状況だ。 収入にあわせて一般市民が暮らすように税収にあわせて国家運営をしなければならない。 子供手当ても、道路も要らない、借金の無い国をつくるのが先だろう。
NHKスペシャル20101107
NHKの特番をまとめてみた。
赤字国債は麻薬と大蔵省は呼んでいる。
日本の政治家はこれに手を出して、麻薬中毒患者になってしまったと言うことだ。
歴史的な流れを良くまとめている。個人であれば麻薬病棟に入れられるでしょうが、国家は治す病院は無い。
破綻するまで誰も止められないだろうというのが私の結論です。
国民一人当たり700万円の借金、
毎秒130万円増えている
今年度末には862兆円になる
GNP比180%と先進国の中で突出している。このままでは国家が破綻しかねる状況だ。
大蔵省では「麻薬」と呼ばれた赤字国債はどのようにして大量発行から抜け出せなくなったのか。
医療、教育、介護、年金は莫大な借金で支えられている。いずれはサービス停止か増税になるのは間違いない。
本日(2010年11月25日)も海外ニュースでアイルランドの国債暴落でEUからの大型融資、予算規模の大幅縮小に、消費税アップ、公務員の給与引き下げで国民がデモしていた。イギリスでは学費無償化の首相の約束が、野党の反対でだめになって、学費値上げになって学生が怒ってデモしていた、どこかの国の管ちゃんにそっくり。ケンブリッジ大学の学費は6000ポンド(6000X131円=78.6万円)だそうだ。
ポルトガルも財政赤字で消費税アップで年金もしばらく停止とか。
明日の日本を見ているようで恐ろしい。世界一の赤字国債の日本が円高で平然としているのは何かおかしい。
今年度予算を見てみると
税収は37兆円
歳出92兆円
赤字国債55兆円
家計を例に見てみると
年収370万円の家庭が
支出920万円使っている状況で年間550万円の借金をしていることになる。
こんな事例は家庭ではありえない話である。
国はどうやってまかなっているのでしょうか。
国の借金は
赤字国債(法律では認められていない、毎年法律を作ってインチキをしているらしい)と
建設国債(道路を作る国債)
なぜ膨らんだのか
昭和40年までは赤字国債はなかった。
昭和40年オリンピック後の不況で財政が2000億不足し始めて赤字国債を出した。
谷村事務次官は赤字国債は麻薬であり、今回のみ1回で止めるつもりであったと述べている。
日本列島が改造論(所得倍増論)を打ち上げた、田中角栄は景気回復の手段として
1.公共事業による経済成長を目指した。
それと
2.福祉元年/社会保障を拡大(老人医療の無料化、年金の物価スライド制)
これらの施策により、毎年10%くらい赤字が増えることが見込まれた。
右肩上がりの経済成長はオイルショックにより突然止まってしまった。(昭和48年/1973年)
公共事業は抑えたが社会保障費は止まらない。
毎年1兆円づつ増えた。社会福祉は仕組みだからとめられないのだ。
昭和50年2兆円の赤字国債発行。封印がとかれた。借金大国の扉が開いたのだ。
昭和50年ー2.1兆円赤字国債
昭和51年ー5.5兆円赤字国債
昭和52年ー10.3兆円赤字国債
時の総理福田赳夫は借金で経済対策をしようとした。
昭和53年ー11兆円赤字国債をだした。公共投資を34%増やした。
当時の経済成長4%を7%まで高めるように米国からの圧力があった。(クリントン)
税収は伸びず、既に成熟型になっていた日本の経済体質は大きく変わってきていた。
麻薬である赤字国債の借金への警戒感は消えうせ
大平総理の時には予算の4割が借金になってきていた。
歳出の伸びを抑えて(20から13%に)
平成元年消費税3%を導入提案して失敗
昭和61年から平成3年(1986-1991)バブル景気で税収は1.5倍になる。 平成2年には新規赤字国債発行ゼロになった。
しかし長続きせず4年後平成6年再び赤字国債を出した。
平成5年にバブルがはじけた。
アメリカから大規模減税するように圧力、そしてアメリカ製品を買えと脅される。(対日赤字解消のため)(今の中国が今同じ状況にある)
減税の穴埋めと社会保障の充実のためと言うことで社会福祉税を細川内閣が消費税7%を提案したが、撤回平成9年消費税が5%になる。金融危機で山一證券が倒産する。
平成10年から12年(1998-2000)借金は100兆円増えた・
日本はかってない厳しい時代に入っている。
人口減少、国際競争力低下、雇用の悪化など、戦後の日本の基盤が崩れようとしている。
その場しのぎの借金をして問題を先延ばしするのではなく今こそ真剣にこの国の形を考えるときだ。
いつかわからないが突然日本が財政破綻するのだろう。 その前に財政を思い切って縮小してゆかないと本当に危ない、国民のご機嫌取りのバラまきをやっている時ではない。明日日本がギリシャやアイルランドになってもおかしくない状況だ。 収入にあわせて一般市民が暮らすように税収にあわせて国家運営をしなければならない。 子供手当ても、道路も要らない、借金の無い国をつくるのが先だろう。
2010-11-25 11:46
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コメント(4)
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>国民一人当たり700万円の借金
ではなく
国民一人当たり700万円の「資産」
と言うべきである!
と思うのですが・・
by mitunari2030 (2010-12-05 16:21)
「国民一人当たり700万円の「資産」と言うべきである!」!?
こう言う能天気な国民だからなあ。まあ、衆愚の国:日本万歳。
ユーロ圏ならまだしも、日本が万が一にも破綻したらとこも救済なんぞ
してくれないと、危機感を持っていた方がマシだ。
by fowo (2011-01-09 12:02)
国債を発行しないようにできないのでしょうか?
ある程度の増税は仕方ないにしても、
歳出を極限まで抑えないと不可能なような気がしますが。
by デパス (2011-12-25 10:42)
何もしなくていい増税、消費税など上げで騙されないもう何をしてもておくれだ早くがらぽんをすることだ1日ぬべると回復には10日遅れるしゆるゆるだとお上と役人や税金で飯を食ってる者が国民を食い物にしている期間が長くなるだけだ。
by karasujp (2012-03-08 02:10)