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日本脱出考(企業はいつまで我慢ができるか)(高コストで国内市場がない) [厳しい現実]

日本脱出考(企業はいつまで我慢ができるか)(高コストで国内市場がない)
20100903NK

円高が続いている、無策の政府、日銀、財務省のツケは、真面目に努力している多くの製造業がもろに、波をかぶっている。
最近、私だけかもしれないが、悲鳴が聞こえなくなってきている。
悲鳴を上げる気力がなくなってきている、あきらめはじめているのではないだろうか。

どこまで日本の企業はこの国にいるのだろうか。自分が生まれた国で、愛するものが暮らしている国を安易に捨てて、逃げ出そうという経営者は少ないと思う。
ただ、企業の存続が問われてきたら話は別になる。
資本主義において企業は適正利潤をあげながら社会貢献をし持続可能性を問われている。

その条件が失われ始めている。
かっての日本での生産には、勤勉で高熟練の労働者が適正コストで容易に確保できた。
今は円高もあってグローバルに見れば高コストの国になってしまっている。

市場としてみても日本は少子高齢化と人口減少で国内市場のみの事業では明るい事業は見えない。
(民主党・小沢氏は盛んに国内事業で産業の活性化を図ると言っているが?)

多くの大企業は既に、外国に多くの生産拠点を持ち、働く人も外国人,出荷先、販売先も海外となれば 日本に本社を持ち高い法人税(香港は20%日本は40%)を払う理由がない。多くの海外大株主はおかしいと言うだろう。

海外進出による日本産業の大空洞化はこのままでは止められないだろう。竹中平蔵氏は警告を発している(my-blog参照)

すべての企業が生き残りをかけて、愛する日本から離れざるを得ない環境に置かれている。
法人税をはじめ、高コスト体質などほかのアジアに比べると、既に投資する日本は魅力のある国ではなくなってきている。

政治主導と叫んでいる政治家は特に金融や経済にうとく、対応策もなくアクションも遅く幼稚である。
しかも、鳩ちゃんみたいにボケナスが危機に瀕した日本丸の船長であったわけで、なさけなくて涙が出る。

新しいフロンティアを求めるベンチャー企業や若者が次々に国を去って稼ぐ人が誰もいない限界集落国家になってはいけない。

先日北海道旅行で夕張を通過したが、残ったのは多額の債務と低福祉、そして行き場のない老人たちのみで
経済の復興ができるはずがないい、高度成長期、夕張もすごく元気であったそうだ。成金がすごい御殿を作ったとか。
昔の夢を老人が好く語るそうだ。

落ちるのは簡単であっという間に落ちる。
すばらしい日本の文化や自然をどのように守るべきか、日本の若者の課題は厳しくおおきい。
今の日本のトップはなんでこんな低レベルになってしまったのでしょうか。

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