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「老いは恐れるに足らず」キケロ紀元前1Cローマの政治家の著書「老年について」より [元気でハッピーになる秘訣]

「老いは恐れるに足らず」キケロ紀元前1Cローマの政治家の著書「老年について」より
20091110NKコラム

紀元前1世紀の政治家キケロは著書「老年について」の中で、老いは恐れるに足らずと言っている。老年がみじめなイメージに見えるのは、4つの原因があると言う。
①公的活動ができなくなる
②体力がなくなる
③快楽が味わえなくなる
④死が近くなる

キケロは対策として
①個人の心がけ、考え方ひとつでむしろハッピーになる
②今ある体力でできることをやる。若いときと同じ若さを欲しがらないこと
③快楽は異性との快楽を意味するが、無理しないでできることで満足するもよし
④ローマでは肉体と魂が消滅する考えと、魂は永遠と言う考えがあった。前者は無視してもいいし、後者は今よりましなところにいけるのだから、まってればいいといったそうだ。

本人は60歳超えてこの本を書いて、その後、長い間連れ添った妻と別れて、新しい妻を迎えたが直ぐに離婚して、やがて暗殺されたそうだ。

紀元前のローマ人も老いることに皆、関心を持っていたようで興味深い本だ。
人生思いどうり、計画どうりには行かないものだ。確かなのは始皇帝もシーザーも、エジプトの王様もみんな永遠の命を望みながらも死んでいったということだ。
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