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「葬式はいらない」島田裕巳著の八王子読書会の意見「いらないのではなく時代にあった葬式にすべきでは」 [厳しい現実]

「葬式はいらない」島田裕巳著の八王子読書会の意見「時代にあった葬式がいるのでは」
20101115幻冬社

11月12日に八王子図書館で「葬式はいらない」島田裕巳著の読書会があった。
健康生きがいアドバイザーである私としては、高齢者問題を考えるには話題の本についての一般の意見を聞くいい機会と思い出席した。

高齢の方が7名ほど出席していた。お茶菓子つきでいろいろな本を読んで話し合っているようです。
私はこの本はあまり興味はなく、意見を聞きに言った。

内容に関連させて意見交換がされた。

1.葬儀費用
日本は世界一高い。平均231万円である。
内訳:葬儀142万円、接待40万円、お寺さん54万円が平均だそうだ。
ちなみにアメリカ44万円、英国12万円、ドイツ19万円、韓国37万円

2.話題

「直葬」(じきそう)
儀式をしないで火葬する。出席者に直葬したいと言う人がいたが、子供に相談したら、葬式は子供がやるものだ、あなたの言うとうりにはやらないとしかられたと言う。

墓の無縁化
出席者の女性が田舎の先祖の墓を継ぐものがいないので無縁になるといっていた。
少子化社会でますます増えるであろう。

戒名の習慣と料金
戒名の料金が決まっていないので困る。田舎では院居士つけると300万円くらいとられると発言があった。
檀家の場合、親兄弟の前例が使われることが多い、ある人は代々100万円でお願いしていると言う。
私の友人に話したら、奥多摩ではお経は一回5000円で院号は5万円でだいじょうぶといっていました。

檀家制度
最近は坊さんも経営が苦しいらしいという。老人ホームや幼稚園を経営していることが多いと言う。
親鸞から始まったのではないか、堕落の始まり
葬式仏教はお釈迦様は言わなかった。

葬式は何のためにやるのか
けじめをつける、故人をたたえる、遺族を慰める、別れを告げる、親族が集まるきっかけ

家族葬
ある出席者は家族葬をやったと言う。
お金はかけないで、戒名もつけないで、お経は子供である男性が上げたそうで、家族がお経を上げたら故人の顔色が赤みを差して家族がみんな涙したそうだ。
わけのわからぬお経を何百万もかけてやるよりも、家族が涙して般若心経でもあげるのがよいかもしれない。

ある出席者は散骨希望で戒名も要らないと、娘に言ってあるという。
娘は紙に残してもらわないと親戚から文句を言われるから困るといっているそうだ。

孤独死がいいという人もいたが、ひとりでさっぱり旅たちたいというが、本人がよくても後始末を誰がやるのか
勝手に孤独死がよいといっても、スマートに旅たちたいならそれなりの準備は要るのではないでしょうか。

「葬式はいらない」のではなく、新しい時代にあった葬儀のあり方が問われているのではないでしょうか。











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