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アラフォーの老後対策(2030年、日本の老後とタイ国の老後) [30歳から40歳代の老後対策]

アラフォーの老後対策(2030年、日本の老後とタイ国の老後)
バンコク大家(http://bkkhouse.jp/about/intro/)タイ国不動産屋の提案を参照にした。
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今の高齢者は年金もめぐまれてなんとか健やかに年金生活を楽しんでいる人が多いと思いますが、これから老後を迎える30歳から40歳代の働き盛りの世代は年金受給は70歳に伸ばされているでしょうし、何か手を打たないと、夫婦で餓死するような事態になりかねない。
一つの解決案として、かねがね著者はアジアにロングステイを考えていたものとして、
バンコク大家の提案は参考になる内容であったので、アエラの記事を参考に紹介した。

1970年代半ば生まれの「アラフォー」になろうとしている世代は年金受給のことや老後についてまだ漠然とした思いを持っている方のほうが多いのではないかと思います。
アエラ(2011年AERA 2月21日号より)に興味深い記事があったのでその抜粋です。 
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「死ぬまでにいくら必要か」
退職後から年金受給開始までの「空白期間」に着目し、
手元資金で何歳まで持ちこたえられるかを示す「マネー寿命」を算出してみた
その結果、30代から50代の働き盛り世代の多くは、何も手を打たなければ
年金支給が始まる前の60歳代で生活費が枯渇してしまうことがわかった。
◆夫婦で死ぬまでに必要なのは1億円? 1億5,000万円?
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サラリーマン世帯の老後の生活費を、夫婦で月30万円(総額1億800万円)
として試算してみると、
現在40歳であれば、
年金総額4,560万円+退職金1,600万円+退職時金融資産600万円
⇒不足額【▲4,040万円】となる。
ただし、年収1,000万円世帯では月50万円、総額1億8,000万円必要になる。
(2011年AERA 2月21日号より)
AERAの試算では、現在40歳の人が将来もらえる年金は
サラリーマン夫+専業主婦で毎月19万円、自営業夫婦で毎月10万円でした。
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「老後の資金はいくらあれば安心なのか?」
国民年金の方もいらっしゃれば厚生年金の方、またまた未納の方と様々な上、日本経済の未来も不確かです。既婚と未婚もあり子供がいるかいないかもあります。独自の資産運用、生涯設計が必要です。ただいえるのは我々の世代は年金だけで老後を生き延びるのは難しいということではないでしょうか?
仮に引退時に1億円なくても、日本以外の生活コストの安い海外に暮しのベースをもうひとつたててみるとよいのではないかというのは「バンコク大家」からできるひとつの提案です。
このサイトは主にタイについてのサイトなのでタイについて書いてみますと
1. タイでの生活費はイメージ的には日本の3分の1程度に抑えられることが可能
2. バンコクなら総合病院はたくさんあり日本語対応可能な病院も多い。年間を通じて暖かい。介護も都市部は人口が多いのでスタッフがたくさんいる。
3. 親日であることと日本と同じような環境(日本料理、食事、衣類の買い物、書籍など)を他の国と比べ手に入れやすい。日本への帰国も便数、移動時間、価格でみてスムースで楽である。
2011年3月現在ならば、タイで生活費と航空運賃など全て合わせて月あたり15万円以下にすることは十分可能ですし、日本とタイの往復で暮すのならば仮に日本での生活費30万円/月と想定している場合の半額、15万円相当を貯蓄に回すことができます。生活コストが安い国である程度暮し、日本でも住居があれば海外暮らしをすることにより支出を切り詰められます。異国での違った暮しが体験でき且つインフラや言葉の面で心配のない日本という「安心」も手にできます。
早く始めれば始めるほどタイで知人ができたり、言葉を覚えたりとタイ社会に適応することがうまくいきやすいです。また不動産を所有するのならば早く所有することによる中長期的なメリットを見込むこともできます。
日本がすでに戦後から続く「人生モデル」がもう立ち行かないのならば勤め人→定年後年金暮しのパターンで過ごすことが難しい人も出てくると思います。皆さんにそれぞれの人生設計があり経済状況も全く異なるので抽象的なことしかお伝えできませんが「タイでの生活」が今後の選択肢の一つにできると「バンコク大家」は考えています。まだタイに来たことがない、或いは観光程度であまりよくわからないという方は短期的に「生活」する、或いは生活前提で数日、時間をつかってみるのも良いと思います。それでタイが気にいるか、また環境が合わないかなど理解を深めることができると思います。
言葉が通じない心配や医療の心配、外国は怖いといったイメージなど海外生活の不安要素はいえば切りがないですが、はじめの一歩を踏み出すかどうかは皆さんの決断次第です。
また、すでにフルタイムの仕事を離れていて資金的にゆとりのある方にはより贅沢に暮すことも可能です。人件費が安いのでメイド付きのサービスアパートに暮すこともできますしタイ国内や近隣諸国に旅行にいくこともできます。ハワイやフィリピン、オーストラリアなどリゾートで別荘やコンドシェアなど持つ方もいらっしゃるかと思いますがタイでのコストパフォーマンスの良さと値段からみた生活環境の良さは特筆すべきところです。
日本もきっと経済情勢に合わせにそれに合わせた社会の変化がきっとおきると思うのであまり悲観することはないと思いますが、どこにいても「より良い老後」を送って笑っていたいですね。
「アラフォー世代」の老後対策の一つとして参考になるかと思います。
参考サイト
なぜタイなのか その2は「日本リスク」です。
日本の将来についての暗い報道が増えています。この国の行く末について先の見えない思いを持たれている方も多いでしょう。
少子高齢化、年間自殺率が先進国で最高、地方経済の疲弊、年金不安、雇用不安、増え続ける国債残高。そもそも日本経済や国内の不動産市場が好調で盤石ならば、「海外不動産」のポートフォリオの選択肢の順位は高くないはずです。
また「海外での生活ベースを構築すること」を検討することもないでしょう。
最近では日本経済について、「失われた10年」ならぬ「失われた20年」とマスコミで言われ始めています。現在の日本でこの先、不動産投資でどれほどの利益を手に入れることができるでしょうか?また長期間にわたり安定した数字を維持できるでしょうか?
良く耳にする格言ですが
「卵はひとつのかごに盛るな」
ということで、タイの不動産が皆さんの資産分散の一助になり得るとお考えであれば、是非本サイトをより詳しくご覧いただければと思います。仮にポートフォリオの1番目や2番目に相当しないとしても、タイに限らず海外の不動産資産を保持しておくことは、日本リスクが高まれば高まるほど重要性が増していくことでしょう。
タイにも政情不安等のリスクはもちろんあります。しかし食料自給率公称120%(おそらく実際はそれ以上)、FTA発効による輸出入の拡大、安価な労働力、中産階級の出現による内需の拡大など、タイの未来の魅力を語れる要素は数多く挙げることができます。
タイではコンドミニアムを購入する場合、売主と買主の合意のみで売買契約、登記が可能です。日本では考えられないシンプルさです。極端にいえば時計や靴を買うような気軽さといえるでしょう(外国人の場合は通常、海外送金の手続きが必要になります)。
外国人は例外を除きローンによるレバレッジを利かすことの制限がありますが、購買者に対する特別な審査もありません。年金暮らしでの方でもフリーターの方でもコンドミニアムを購入できるのです。特にタイで暮らしているとか働いていなくてはいけない、タイ人と結婚していなくてはいけない、特別なビザを持つ必要がある等の制限は一切ありません。
バンコクでは欧米人を中心に多くの外国人がコンドミニアムを購入していますし、ビーチリゾートのパタヤでは近年ロシアや北欧からの投資熱が高く、不動産エージェントでは各国のスタッフを雇用しているほどです。こうしたことからもタイのコンドミニアムは地元のタイ人だけでなく、世界に広く開かれているといえる。

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「災害時のメンタルヘルスマネジメントーアメリカの大災害から学ぶ」日米社会福祉セミナー [地震防災について]

「災害時のメンタルヘルスマネジメントーアメリカの大災害から学ぶ」

日米社会福祉セミナー 報告(2011年6月23日)NPO医療福祉英語協会
9.11同時テロやハリケーン・カトリーナなどアメリカにおける数々の大災害に関わり合ってきた2名のソーシャル・ワーカーを迎えて、日米社会福祉セミナー「災害時のメンタルヘルス・マネジメント~アメリカの大規模災害発生時の救援活動から学ぶ~」が6月23日(木)午後、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷で開かれました。セミナーには内外のマスコミも取材に訪れ、福祉・介護関係者や医療関係者、消防関係者ら62名が熱心に聞き入っていました。PEC(プロフェッショナル・イングリッシュ・コミュニケーション協会)とNPO法人「医療・福祉英語検定協会」が、東日本大震災の被災地支援に従事している人たちなどを対象に開催したものです。冒頭、元駐米大使で日米協会会長を務めるIPECの大河原良雄会長が「これからは、被災者はもとより救援に当たっている人たちのメンタルサポートが重要になってきます。本日のセミナーを通じて一人ひとりがそれぞれの立場で被災者を支え、一日も早く日本の回復と新生日本の立ち上がりを世界の人々に見せたいと願っています。それが援助の手をさしのべてくれた海外の友人たちへの恩返しになるでしょう」と挨拶しました。

セミナーの第1部では、PTSD(心的外傷後ストレス障害)などをもつ退役軍人のために心理療法を実施し、9.11同時テロやハリケーン・カトリーナなどアメリカで起こった大災害の被災者や救援者へのメンタルサポートを行ってきたソーシャル・ワーカーでアメリカ合衆国退役軍人省ペンサコーラセンターチームリーダーのローリー・ラップ氏が講演。過去100年余りの間にアメリカで起きた大災害と、被災の中で何を学んできたかについて事例研究を発表しました。

ローリー氏は1900年にアメリカの災害史上最悪といわれる12000人の死者を出したガルベストンハリケーンに始まり、1927年に70万人が住宅を流されたミシシッピ川の大洪水、汚染除去に13年要した1979年のスリーマイル島原発事故、2004年のニューオリンズの80%が水没し1800人が死亡したハリケーン・カトリーナ災害、今年4月に332の竜巻発生によって332名が死亡したトルネード災害など16件の大災害を紹介。これらの大災害では、危険を知らせる情報が正確に伝わらなかったり、対策を巡って連邦政府と州政府間が指揮権争いし混乱したり、堤防の手抜き工事や危機管理の杜撰さがあった「自然災害+人災」のものが多いと指摘した上で、連邦緊急事態管理庁や国土安全保障省の創設、建築法の改正など大災害への対応が出来上がってきたこと、正確な情報を伝えることの重要性や堤防のメンテナンス、大規模避難へのノウハウ、さらには個人レベルでも保険証などの大事なものを常に持ちだせるようにしておくことや非常用災害備品を常備しておくことなど多くのことを学んだと事例ごとに詳しく説明し、科学的根拠に基づいた記録を蓄積することが将来に役立つと付け加えました。

また第2部では、日本の社会福祉関係の教育機関と長年にわたって交流している州立ウェストフロリダ大学(UWF)の助教で家庭内暴力や児童虐待の専門家として心理療法に取り組んできたポーラー・ラップ女史が「災害発生時におけるメンタル・ヘルス」と題して、被災者や救援者が受けるストレスへの対応などについて発表しました。




ラップ女史は、ストレス反応は、悲しみや怒り、絶望や無力感などの「感情」として表れるのをはじめ、過度の発汗や血圧の上昇、最愛の人の死を受け入れられない状況とかトラウマ、薬やアルコールの過剰摂取など「身体」「思考」「行動」に現れる、しかしこういった反応は異常事態に対する正常な反応だと指摘。忙しい中に身を置き、日常的なルーティーンを回復させ、誰かと気持ちを共有することが大切だと訴えました。また経験したことや気持ちをノートに書きとめてみることや、体を適度に動かしたり、バランスのとれた食事、新鮮な野菜やビタミンBの摂取をしたりすることを勧めました。

さらにラップ女史は睡眠障害に陥ったり、また惨事がおこるのではないかと過度に用心深くなったり憶病になり、将来像が持てないなどストレス状態が長引く場合は、「生理的欲求」にはじまり、「安全」「親和」「自我」と一つ一つ段階を追ってそれぞれの欲求を満足させてゆき、最後に「自己実現」をとげさせるようにサポートすることが必要だとマズローの学説を紹介しながら訴えました。「親和」では友達や家族、隣人と接触すること、「自我」では、発展しようとする姿勢を励ましたり、潜在能力をわからせてあげたりすることなど個人や地域ぐるみで応援することができると述べました。

また、年代によってニーズが異なるので、きめ細かい対応が必要であり、サポート者自身のケアも忘れないようにと訴えました。とくに仲間と話すことや情報の交換、ノートに記録することによって現状を確認すること、二人一組のチームで行動し見守りあうこと、活動を終えて自宅に戻ったら信頼できる人と体験や見てきたことをオープンに話すことが重要だと訴えました。




「補足」
災害が起きると環境の劇的変化に対して、恐れやパニックを認識し
無意識に「ストレス反応」が起きる。
ストレス反応のエネルギーは身体にとどまり、いろいろな症状を起こす。
ストレス兆候と症状(4種類ある)、
1.感情としての反応
 悲しみ、怒り、絶望、無力感、不安になる
2.身体的反応
 過度の発汗、過呼吸、心拍、血圧上昇、めまい、睡眠障害、食欲減退、頭痛などが起きる。血管収縮し血流減少する。血液が凝固する準備に入る。肝臓にグリコーゲンを蓄える。
筋肉は緊張して戦闘体制には入る。すくむか逃げるか
3. 思考面の反応
 最愛の家族の死を受け入れない、思い出すのに苦労、思考混乱おこす、トラウマ
4. 行動面の反応
 周囲から孤立、暴力的になる、薬やアルコールを過剰摂取する。

「ストレス反応への対処法」
● これらの症状は正常であり、反応が異常であることを理解することが大切。
● 気持ちを共有する。●リラックスする。●深呼吸する。●前向きに考えるようにする
● ビタミンBをとる。

「ストレス状態が長引く場合」
どのように支援したらよいのか
● マズローの欲求5段階節(人間のあらゆる行動には動機がある。様々な動機の階層的構造を明らかにしたといわれるマズローの理論である。)に従って段階ごとに、欲求を満足させることが必要である。


三角形の下ほど、欲求が強い。
1. 生理的欲求=安心して寝られ、休める家がある・十分な食事ができる・衣類がある・医療が受けられる。(精神的、肉体的苦痛を避けたい)-地域コミュニティの支援がいる。
2. 安全欲求=こわいのイヤ、(絶えず警戒し、一人になるのを避けたがる)―友人や家族と話させる、、照明を明るくする、遊ぶ場所を用意する。
3. 親和(帰属)欲求=仲間が欲しい(見捨てられたと感ずる)-隣人たちと相互支援的関係をつくる。
4. 自我欲求=尊敬されたい・愛されたい(自尊心失い、自虐的になりやすい)―他の人の手助けができるようにする。
5. 自己実現欲求=より良い自分になりたい。(できると思っていることができないと絶望的になる。-他の4つの欲求の実現が前提になる。
 という順番で欲求を満たすべく行動していくことになる。

考具ー考える道具について(加藤昌治著) [お金をかけずにチャンスをつかむ]

考具ー考える道具について(加藤昌治著)
20110701TBSブリタニカ

著者は博報堂で日々アイデアづくりに励まれている方です。初版が2003年で現在第29刷です。

アイデアづくりの本質的なところから細かいテクニックまでいろいろと参考になる部分がありました。
閉塞感の強い世の中で、生き方もビジネスも変革が求められています。
なかなか、日常のルーチンから抜け出られないのが普通でしょう。
そこで、何か発想を生み出すのに便利な道具が欲しいです。
それらが紹介されています。
図書館で借りた本ですが、役に立ちそうですので、概要を紹介しておきます。



本書では、考えるための道具、「考具」が21個紹介されています。

ポストイットからマンダラート、マインドマップといった小技から、新しいアイデアを考えるための本質的なことも書かれていました。

新しいアイデアは既存のアイデアの組み合わせである

特殊な能力を持った人だけがいいアイデアを考えているかというとそうでもない、と著者は言います。誰でもいいアイデアを作れると。

勇気づけられます。

本書に掲載されている「考具」はそのための道具です。

アイデアを生み出すためにはインプットの量を増やすこと

アイデアのもとになるものが必要です。何も無いところからアイデアは生まれないということです。

たくさん本を読んだり、映画を観たり、TVでもいいのかもしれない。とにかく考えるための材料を増やすということです。

注意したいのは本書の中の以下の言葉。

アイデアあふれる人たちとそうでない人たち。見聞きしている物事はほぼ同じ。違いは意識しているかどうかの一点。

ただなんとなく見たり聞いたりしていてはいけないということですね。アウトプットベースで考えていく。
意識しようと思っているんですが、これがなかなか難しい。

「考具」としてカラーバス効果やフォトリーディングが紹介されていましたが、これらは先にアウトプットの目標があって威力を発揮するもの。


アイデアを生み出すためには日頃からアウトプットも増やすこと

メモすることの効用は、頭の中にあるものを外に出す作業をすることにある。手を動かすことでモヤモヤしたところから出す。不完全であっても一度確定させる感覚。


モヤモヤの中からいいアイデアが生まれたり。なんの関係もない思いつきからいいアイデアが生まれることもあるそうですよ。いちいちメモしておくことは大切ですね。メモメモメモです。

考具だと、マンダラートとかマインドマップが使えそうです。
マンダラアートは実際使ってみましたがすごく有効でした。
マンダラアートは今泉浩晃さんの考えた手法です。

できるだけ絵で考える。

シンプルだけど効果がありそう。言われてみてはっとしました。わかってたけど、あまり実行に移せていない。今度こそ取り入れることにします。

マインドマップはときどき使っているので、今気になっているのはマンダラートですね。iphoneアプリ、iMandalArtを買おうかどうか思案中です。

なんとなくこのままじゃいけないような気がする人、ちょっと視点が変わるかもしれません。おすすめの一冊です。

考具 ―考えるための道具、持っていますか?
(2003/04/04)
加藤 昌治

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